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農業担い手メールマガジン第415号
- [Registrante]農林水産省
- [Idioma]日本語
- [Área]東京都 千代田区
- Fecha registrada : 2024/10/31
- Fecha de Publicación : 2024/10/31
- Fecha de cambio : 2024/10/31
- Vista de Página. :
Acceso Web No.2282949
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農業担い手メールマガジン(第415号)
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<トピックス>
1.明日から薬剤耐性対策推進月間です!
2.「高瀬式『稼げる土作り』プログラム」受講者募集中!
3.地域計画の話合いの日時や場所を確認しましょう!
4.来年4月から、農地の貸借(売買)は原則農地バンク経由になります!
5.(みどり戦略技術紹介)「みちしずく」の導入による安定生産と農薬の低減
6.農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」を基礎から学べる研修会を開催します!
7.「グリーンな栽培体系の取組報告会」を開催します!
8.<参加費無料>農業者年金オンラインセミナー開催のお知らせ
◆◆◆現場の皆さんへ◆◆◆
【1.明日から薬剤耐性対策推進月間です!】
薬剤耐性とは、特定の種類の抗菌剤が効きにくくなる、または効かなくなることを言います。
抗菌剤は、人の医療だけでなく畜産業、小動物医療、水産業、農業など幅広い分野で用いられています。動物分野では動物用医薬品や飼料添加物として使用されており、動物の健康を維持し、良質な畜産物を安定供給するために抗菌剤の使用は不可欠です。
しかしながら、動物への抗菌剤の使用により薬剤耐性菌が増加すると、動物の治療を困難にするだけでなく、動物から人に菌が伝播して、人の感染症の治療を困難にすることが懸念されます。
このため、獣医療従事者、畜産生産者、ペットの飼い主、人の医療従事者などの様々な立場にある関係者が連携して、抗菌剤の慎重使用に取り組む必要があります。
11月の薬剤耐性対策推進月間に合わせて、獣医師とも連携しながら今一度抗菌剤を適切に使用できているかを見直してみましょう。
YouTubeで動画を公開しておりますので、ぜひご覧ください。
◇ 畜産生産者の皆さまへ 薬剤耐性菌をご存じですか?(農林水産省公式YouTube「maffchannel」)(30秒ver)
→ https://youtu.be/kgAR6ZIcw-g
◇ 薬剤耐性対策についてはこちら(農林水産省Web)
→ https://www.maff.go.jp/j/syouan/tikusui/yakuzi/torikumi.html
◇ お問い合わせ先
農林水産省消費・安全局畜水産安全管理課(担当:薬剤耐性対策班)
TEL:03-3502-8097(直通)
【2.「高瀬式『稼げる土作り』プログラム」受講者募集中!】
一般社団法人アグリフューチャージャパンが運営するAFJ日本農業経営大学校では、日本の農業の未来を担う経営者から若手農業者まで、すべての農業者のためのオンラインスクールを開設しています。
今回ご紹介する講座は、土壌の分析データを正しく活用し、稼げる土作りを実現する秘訣を徹底解説する、土壌診断付きのオンライン講座です。
講師は生産量日本一のベビーリーフメーカー(株)果実堂/(株)果実堂テクノロジーの代表取締役 高瀬 貴文氏。
受講者の土壌データをもとに、分析結果の見方や不足・投入分の算出方法などを学び、次の施肥設計ですぐに活用できる実践的な知識を身に付けます。
昨年度の受講者からは、施肥設計を自分で行い、肥料代が約4割削減できたという声もあがっている、農業経営や栽培管理を行う皆さまにオススメの講座です。
■ 寺坂農園に学ぶ農家直販実践講座(オンライン講座)
○ 受講期間:2024年12月6日(金)〜2025年2月4日(火)(ガイダンス含め全5回)18:30〜20:30
○ 受講料:44,000円(税込)
○ 定員:15名(先着順)
○ 申込方法:2024年11月22日(金)17:00までに下記よりお申し込みください。
◇ お申込み・講座の詳細はこちら((一社)アグリフューチャージャパン「AFJ日本農業経営大学校」HP)
→ https://www.afj.or.jp/jaiam/onlineschool/theme2_2024/
◇ お問い合わせ先
AFJ日本農業経営大学校 オンラインスクール事務局
MAIL:application-online@afj.or.jp
TEL:03-5781-3750
【3.地域計画の話合いの日時や場所を確認しましょう!】
高齢化や人口減少により農業者の減少や耕作放棄地が拡大し続けると、地域の農地が守れなくなってしまうかもしれません。これまで地域のみなさんが守り、おいしい作物を作ってきた農地を子や孫の世代に引き継いでいくためには、今が地域の皆さんで地域農業の将来を話し合う大事な時です。
この地域での取組を後押しするため、令和5年4月に法律(農業経営基盤強化促進法)が改正され、全国の市町村は関係機関と一体となって地域計画の策定に取り組んでいます。
地域計画は、農業者や地域の皆さんの話合いで作る、地域農業の将来の設計図です。その話合いには、現役の担い手だけでなく、将来の担い手である後継者や若者、女性、農地を所有している方など、色々な立場の方が集まって意見を出し合うことがとても重要です。
話合いの準備段階として、皆さんの意向を確認するアンケート調査なども行われていますので、ぜひ後継者やご家族と話し合っていただき、回答にご協力ください。
地域農業の将来に向けた話合いの開催が各地域でどんどん本格化していくので、ぜひお住まいの地域の話合いに参加し、地域の農業をどう守っていくか話し合ってください。
また、市町村のホームページなどで話合いの日時や場所を公表しているので、「地域計画」「協議の場」で検索するなど、皆さんも積極的に確認や問い合わせをお願いします。
◇ 地域計画の詳細についてはこちら(農林水産省Web)
→ https://www.maff.go.jp/j/keiei/koukai/chiiki_keikaku.html
◇ お問い合わせ先
農林水産省経営局経営政策課(担当:地域計画グループ)
TEL:03-6744-1760(直通)
【4.来年4月から、農地の貸借(売買)は原則農地バンク経由になります!】
来年4月から、地域計画(目標地図)の実現に向けて、農地の貸し借り(売買)は原則、農地バンクを経由した方法に一本化することとなっています。
農地バンクを経由することで、担い手の皆さんは、まとまった農地を長期間、安定的に借受けることができ、また複数の所有者から農地を借りる場合であっても、賃料支払いや契約事務は農地バンクのみとのやり取りになります。
さらに地域でまとまった農地を農地バンクに貸付けた場合には、協力金の交付や農家負担の無い基盤整備事業の実施等、各種メリットもあります。
新制度のスタートがせまる中、一人でも多くの方に制度の見直しを知っていただくことが重要です。担い手の皆様におかれましては、地域の会合等の場において、周りの農業者の皆様にお声がけいただけますと幸いです。
◇ 農地バンクの詳細についてはこちら(農林水産省Web)
→ https://www.maff.go.jp/j//keiei/koukai/kikou/nouchibank.html
◇ お問い合わせ先
農林水産省経営局農地政策課(担当:集積企画グループ)
TEL:03-6744-2151(直通)
【5.(みどり戦略技術紹介)「みちしずく」の導入による安定生産と農薬の低減】
みどり戦略技術紹介では、毎月、環境負荷の低減に取り組む農業者の皆様に役立つ技術をご紹介しています。
今回ご紹介するのは、安定生産と農薬の低減を実現する、焼酎・でん粉原料用かんしょ新品種「みちしずく」です。
「みちしずく」は、焼酎原料用の主力品種「コガネセンガン」よりも基腐病に強く、防除対策のための農薬使用量の低減が期待できます。また、いもの収量は「コガネセンガン」より2割ほど多く、焼酎にした時の酒質は「コガネセンガン」の焼酎に似ています。さらに、でん粉原料用の主力品種「シロユタカ」よりもでん粉収量が2〜3割ほど多く、でん粉の白度も高いため、でん粉原料用としても優れています。本技術の詳しい情報については、みどり技術カタログをご覧ください。
◇ 詳しくはこちら
「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(分割版:畑作)(PDF:4,132 KB)p.9
「みちしずく」の導入による安定生産と農薬の削減
→ https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/02_midori_catalog4_crop.pdf#page=9
「みどりの食料システム戦略」技術カタログ(農林水産省Web)
→ https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/midori/catalog.html
みちしずくの種苗の生産・譲渡に係る利用許諾契約のお申し込みは随時受け付けています。
下記のメールフォームでお問い合わせください。
研究・品種についてのお問い合わせ(国立研究開発法人「農研機構」Web)
→ https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/hinshu
一般の方の種苗の入手先は以下でご確認ください。
農研機構育成品種の種苗入手先リスト(国立研究開発法人「農研機構」Web)
→ https://www.naro.go.jp/collab/breed/seeds_list/index.html
◇ お問い合わせ先
農林水産省大臣官房政策課技術政策室(担当:小花和、高橋)
TEL:03-3502-3162(直通)
【6.農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」を基礎から学べる研修会を開催します!】
農林水産省は、「みどりの食料システム戦略」に基づき、持続可能な食料システムを構築するため、生産者の温室効果ガス削減や生物多様性保全に貢献する環境負荷低減の取組を評価し、星の数で分かりやすくラベル表示して消費者に伝える「見える化」の本格運用を本年3月に開始し、推進しています。
ラベル(愛称:みえるらべる)を表示した商品を販売する店舗等はのべ570箇所を超え、小売店や飲食店、オンライン販売など多様な業態で取組が広がりつつあります。
今般、「見える化」の更なる拡大を図るため、生産者、流通・小売事業者、JA・地方自治体職員等を対象に、「全国7地区」で研修会を開催します。研修会では、「見える化」に必要な温室効果ガスの排出・吸収量や生物多様性保全の取組を評価・表示する方法を解説するほか、「見える化」に取り組んでいる事業者から、取組を始めたきっかけや取り組んで良かったこと等をお話いただく予定です。
ご所在地以外の地区でもご参加いただけますので、ぜひご検討ください!
◇ 詳細はこちら(農林水産省Web)
→ https://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/b_kankyo/241028.html
◇ 農産物の環境負荷低減の取組の「見える化」についてはこちら(農林水産省Web)
→ https://www.maff.go.jp/j/kanbo/kankyo/seisaku/being_sustainable/mieruka/mieruka.html
◇ 「見える化」説明動画(事業者の声)はこちら(農林水産省公式YouTube「maffchannel」)
→ https://www.youtube.com/watch?v=p_2YIpTS7OU
◇ お問い合わせ先
農林水産省大臣官房みどりの食料システム戦略グループ地球環境対策室(担当:岩瀬、吉田、須沼、朽木)
TEL:03-6744-2016(直通)
【7.「グリーンな栽培体系の取組報告会」を開催します!】
「環境にやさしい栽培技術」と「省力化に資する先端技術等」を取り入れた「グリーンな栽培体系」について学べる報告会を令和6年11月28日(木)にオンラインで開催します。
「水稲におけるグリーンな栽培体系」をテーマとして、農研機構の講師による講演や、グリーンな栽培体系への転換に取り組む4地区の事例発表を行いますので、ぜひご参加ください!
■ 開催日時・場所
令和6年11月28日(木)14時〜17時 オンライン(ZOOMウェビナー)
■ プログラム
(1)開会挨拶
(2)基調講演 「水稲有機栽培における除草技術とその仕組み」
農研機構 みどり戦略・スマート農業推進室 みどり戦略管理役 豊島 真吾氏
(3)事例発表
大崎市有機農業・グリーン化推進協議会(宮城県)
検証技術:自動抑草ロボット
新潟市農業SDGs協議会(新潟県)
検証技術:自動抑草ロボット
東睦合有機稲作協議会(三重県)
検証技術:ドローンセンシング、ラジコン除草機など
山都町グリーンな栽培体系研究協議会(熊本県)
検証技術:竹堆肥による土壌改良、秋耕、ラジコン草刈機など
(4)質疑応答
(5)閉会
■ 参加申込方法
下記URLにアクセスし、11月21日(木)までに必要項目を記入してお申し込みください。11月26日(火)までに参加用URLを送付します。
◇ お申込みはこちら(Web申込専用フォーム)
→ https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=0yxVDcdIeEydLbeaQrIOI_3tgAoRmw9NmrkvHWVFuKFUNUdIVVRTSEdOTkpEUzBPS1MwM1JTM1JNTS4u
◇ イベントの詳細についてはこちら(農林水産省Web)
→ https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/green/events.html
◇ グリーンな栽培体系についてはこちら(農林水産省Web)
→ https://www.maff.go.jp/j/seisan/gizyutu/green/index.html
◇ お問い合わせ先
ジギョナリーカンパニー株式会社(担当:市川)
MAIL:greensupport@jigyonary.com
【8.<参加費無料>農業者年金オンラインセミナー開催のお知らせ】
農業者の皆様に農業者年金をもっと知っていただきたく、(独)農業者年金基金では、令和6年度から新たにオンラインセミナーを開催することにいたしました。
本セミナーでは、農業経営等に知見のある専門家を講師として招き、農業経営における農業者年金の活用方法や資産運用における農業者年金の特徴(メリット)などを解説していただきます。
農業者年金って聞いたことがあるけど、内容がよく分からない農業者の方、資産運用を始めたいけど、運用商品の選択が難しいと感じている農業者の方、有効な税制優遇措置の方法をお探し中の農業者の方など、この機会に是非ご参加ください!
○ 開催日時:令和6年12月11日(水)15:00〜16:00
○ 申込締切:令和6年12月10日(火)
※ 定員(先着500名)に達した場合は、申込を締切ります。
◇ 申込フォームはこちら(オンライン会議サービス「Zoom」ウェビナー申込フォーム)
→ https://us06web.zoom.us/webinar/register/WN_A7ofmMwXTBWaLsIiY3ysHQ
◇ 詳細はこちら(独立行政法人農業者年金基金Web)
→ https://www.nounen.go.jp/nounen/seido/gaiyou/seminar/index.html
◇ お問い合わせ先
独立行政法人農業者年金基金(担当:企画調整室)
TEL:03-5919-0332
◆◆◆編集後記◆◆◆
朝夕の寒暖差がひと際感じられる季節となりましたが、皆様お元気にお過ごしですか。この時期は地域の祭り等のイベントを度々見かけますが、全国的に賑わうイベントとしては、やはりハロウィンでしょうか。最近、近所を散歩していたら付近の保育園で、子供たちのかわいいハロウィンの仮装を見かけ、とても和みました。
ハロウィンは、今では仮装して楽しむイベントとして馴染み深いですが、調べてみますと、本来は宗教的な意味合いを持った伝統行事の一つで、毎年10月31日に行われるヨーロッパを発祥とする、秋の収穫を祝い、悪霊を追い出す行事とのことです。ちなみに「ハロウィン」の語源ですが、11月1日のカトリックの聖人の日「All Hallows Day(万聖節)」の前夜に行われるお祭りであることから「All Hallows Eve」と呼ばれ、それを短縮して発音した「Halloween(ハロウィン)」が通称となっているとのことです。ハロウィンの本来の意味を知り、今年はいつもとは一味違うハロウィンを楽しめそうです。普段何気なく参加しているイベント等の本来の意味や由来を調べてみると、新たな発見や理解を得ることができ、より新鮮な気持ちでイベントを楽しめるのでオススメですよ。(磯野)
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○ 発行元 :農林水産省経営局経営政策課 担当:大庭、磯野
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